【恫喝的取り調べ】「うそだろ、ふざけるな！」なぜ起きたのか？元検事は特捜部の内部事情を指摘『チーム捜査と縦社会』プレサンス元社長めぐる冤罪事件【解説】（2024年12月23日）

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不動産会社プレサンスコーポレーションの元社長・山岸忍さん（６１）は、学校法人の土地取引をめぐる横領事件に関与したとして、大阪地検特捜部に逮捕・起訴されましたが、３年前の２０２１年に無罪が確定しました。 　山岸さんが国に賠償を求めている裁判で、１２月２０日、田渕大輔検事（５２）が山岸さんの当時の部下を取り調べた際の映像が法廷で再生されました。この取り調べが始まる前、部下の男性は、自身の関与や山岸さんの関与を否定していましたが… 　【２０１９年１２月８日　田渕大輔検事の取り調べ映像】 　（田渕大輔検事）「バンッ（※机を叩く音）。うそだろ。今のがうそじゃなかったら何がうそなんですか。何を言っているんだ。ふざけんじゃないよ。ふざけるな」 　こうした取り調べの後、当時の部下は“山岸さんが事件に関与した”とする供述に転じ、特捜部はそれを根拠として山岸さんを逮捕・起訴しました。この取り調べは違法の疑いがあると指摘されていて、来年３月には、当時の捜査が違法だったかどうかについてのみ判断を示す、中間判決が言い渡される予定です。 　なぜ取り調べは“恫喝的”なものになったのか？そもそもどんな事件だったのかも含めて、元検事への取材などをもとにまとめました。 ▼MBS NEWS HP https://www.mbs.jp/news/ ▼最新ニュースや特集を毎日配信　チャンネル登録お願いします！ https://www.youtube.com/c/MBSnewsCH?sub_confirmation=1 #プレサンスコーポレーション　#取り調べ　#大阪地検特捜部　#MBSニュース　#毎日放送